2012年06月22日

586)黄土高原スタディツアー

この夏のスタディツアーを、8月19日から25日まで
大同に派遣することになり、参加者を募集しています。
何気なく、「夏の…」と書いたのですが、この時期、大同はもう秋です。
北緯40度で、海抜が1,000m前後、涼しいのです。
ことしは8月7日が、二十四節気の「立秋」です。
日本では、そのあと暑さがひどくなりますが、
大同は、ここから秋がはじまる、という感じで、涼しくなります。


前中久行代表が、6月3日から6日まで、
国際造園研究センターのツアーで、大同に行ってきました。
ことしは雨が多く、春に植えた苗の活着率、
これまでに植えた木の成長ぶりも、良好だったそう。

北京空港に到着後、バスで直接、霊丘県に向かいます。
そして、翌日は、南天門自然植物園で活動します。
ここは昨年、雨が多かったので、あちこちに、
たくさんの植物の、芽生えがありました。
ことしも雨が多かったとしたら、それらが育っていることでしょう。
量的な成長だけでなく、質的な変化を期待できます。
ワクワクしますね。
花を楽しむこともできそうです。
もちろん、働いてもいただきます。
管理棟から遠くないところに、植物展示区を建設中です。
この春も、そこに樹木の苗を植えました。

この協力事業、満20年を迎えました。
その記念のイベントを、8月23日の午前、
新しく建設中の、緑の地球環境センターで、開催します。
このセンターも、わずか1年で、よくここまできたものです。
20年間に関係した、たくさんの人に、一堂に会してもらいましょう。
大同事務所は張り切っていますので、盛大なものになるでしょう。
ごつごうのつくかたは、この機会にぜひ、参加をお願いいたします。

話は変わりますが、静岡県西伊豆町にお住まいの藤原國雄さんは、
1999年の夏から、毎年のように大同にこられます。
無煙炭化器をつかった炭づくり、野菜栽培への利用を広げている人です。
ある年は、おつれあいのかづ子さんもごいっしょでした。
ことしの8月もまたこられます。
その目的は「采涼山のマツに会うこと」なのだそう。
「こんなに成功しているのに、どうして宣伝しないの!」といって、
藤原さんに、私は叱られました。
帰ってから事務所でさがしたら、起工式をはじめ、初期の写真もみつかったので、
最近の成長ぶりとセットにして、いろんな場面で、紹介しています。

藤原さんが、采涼山にこだわるのは、理由があります。
最初は「マツをみる」という感じだったものが、
「マツに会う」というふうに、自分のなかで変化し、
マツといっしょに自分も成長する、という感覚をえたのだそう。
彼は高校の先生で、退職後も非常勤講師をつづけているんですけど、
自分のその経験を生かして、「バイオセラピー」という
新しい教科をつくりだしたんですね。
バイオセラピーのことばも、彼の造語だそう。
彼が働いていた土肥高校は、長期欠席生徒の受け入れ校でした。
野菜や花を栽培することをつうじて、
その生徒たちが、自己肯定感を強め、コミュニケーション能力を高め、
家族関係を再構築していったんですって。
文部科学省の研究指定を受け、成果の全国発表までしたのです。
藤原さん、すごい!
私が植物にひかれるのも、同じような理由からだと思います。

その采涼山のマツ、ことしはどれだけ伸びているでしょう?
藤原さんの反応をみるのも、私には楽しみです。
緑化活動のほかに、雲崗石窟の見学、大同市内の観光などがあります。

日程 2012年8月19日(日)〜25日(土)6泊7日
場所 中国山西省大同市霊丘県、大同県など
定員 35人程度(最少催行人員12名)
締め切り 7月5日
     (締め切りをすぎての参加はご相談ください)
旅行代金 17万円(べつに燃油サーチャージなどがかかります)
羽田発着便も大きな差額は発生しません。ご相談ください。
くわしくは、緑の地球ネットワーク事務所まで、お問い合わせください。
お待ちしております。
posted by koko_tayori at 14:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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