2012年07月03日

587)黄花菜の謎

自宅の庭で、黄花菜が最盛期を迎えました。
ユリ科ワスレグサ属の花です。
1日に20個近くも、きれいに咲きます。
学名はおそらく、Hemerocallis citrrina。
色も、花のかたちも、ユウスゲにそっくり。
http://blog.goo.ne.jp/takamik316/e/ae7bfef99654def446a9f8c7edbb7c7a


大同では、野菜として、栽培されています。
開花直前のつぼみを、食用にする。
野菜になるくらいで、日本のユウスゲより、
こころもち、花が大きいように思います。
そして、花数が多い。
庭のものを、数えてみたら、1本の花茎に、20〜30個もつぼみがあります。
自宅には、3株だけですが、花茎は26本もあります。
最低でも、500個の花が、つぎつぎに咲きます。

私は、この花が大好きですが、第1に花の色。
レモンイエローの色に、混じり気がない。
花弁は6枚で、細長く、花のかたちに切れがあります。
そして、香りがすばらしい!
咲いているのをみると、つぼみのうちに採取して、
食べる気が、おきないんですね。
といいながらも、年に1〜2回は、食べますけど。

属名ヘメロカリス Hemerocallis は、
ラテン語で1日を意味する「ヘメロ」と、
美の意味の「カロス」の合成なのだそう。
英名は、デイリリー。
花が1日だけなのです。
1つの花は、1日だけですけど、つぼみの数が多いので、
長期間、楽しむことができます。
ヘメロカリスを名乗る、園芸種は、このところ、ずいぶんふえました。
中国や日本から、アメリカなどに流れ、改良されたのだそう。

野菜として栽培されているくらいで、たいへん強いのです。
持ち帰るとき、植物検疫を通過するために、
根をすべて取り除きました。
根はあってもいいんでしょうけど、根があると土が残ります。
紡錘根という、膨らみのある根がありますが、
それをすべて取り除き、小さな根も取り去りました。
古いワラのようなものが、芽をおおっていますが、
それも取り除き、若い芽だけにします。
何年もまえの、春のツアーの帰りです。
大同事務所のスタッフが、そのようすをみて、
「そんなにしたら、枯れちゃうよ!」と、いうのですが、
どうして、どうして、問題なく、活着します。
乾いた土地でも、よく育ちますし、
湿気のあるところだと、草丈がとても大きくなります。

7月に、大同の農村にいくと、
一面、黄緑色にみえる、畑があります。
大同県、広霊県あたりに、多いのです。
でも、開いている花は、まずありません。
開花直前、つぼみがふくらんだところで、摘み取ります。
ツアーに参加した人は、白登苗圃で、花をみたことがあるはず。
日本のみなさんに、花をみせようと、
馬占山さんが、収穫しないで、残してくれたのです。

農家の収穫作業を、ビデオで撮影し、話をきいたことがあります。
日の出まえから、作業は、はじまります。
開花するのは、日が上って、しばらくのころ。
開いてしまったら、商品にならないので、時間との競争です。
年寄りも、こどもも、一家総出の作業。
かごがだんだん重くなり、肩にくいこんでも、ガマンします。
朝食は、作業がおわってからで、水を飲むのも、ガマン。
収入はいいけど、作業はとてもつらい、と話してくれました。

いちばんおいしいのは、ナマのつぼみを炒めたもの。
香りもいいのです。
でも、それは、産地ならではの、ぜいたく。
収穫してきたものを、せいろで、蒸します。
そして、ゴザのようなものに広げて、天日乾しする。
金針菜と呼ばれます。
日本でも、「百合の花」として
商品になっているのを、みたことがあります。
水でもどして、食べます。

ふしぎなことがあります。
いま話したように、大同では午前中に、開花します。
ところが、わが家で咲くのは、夕方です。
きのうは、あちこちの人に電話をして、確認をしましたが、
西伊豆あたりまでは、夕刻に咲いています。
ところが、仙台では朝、開花するそう。
香りの強さからいっても、本来、夕方に咲くのが
自然のように思うのですが……。
どういう原因によるものでしょうか?
おわかりのかたは、教えてください。

8月のツアー、盛りはすぎていますが、
残っているのを、みることはできるでしょう。
たぶん?
posted by koko_tayori at 13:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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