2012年09月13日

589)記念イベント

大同における緑化協力のスタートから、満20年がすぎました。
新しい拠点、緑の地球環境センターで、8月24日に、
記念のイベントが、開催されました。
日本側の出席者は、緑の地球ネットワークのスタディツアー参加者24名と、
大阪市RR厚生会の参加者5名。
中国側は、大同市の幹部、大同市総工会に属する労働者、
そして、地元の農民と、小学生など200名あまり。


日本側の参加者を乗せたバスが到着すると、
「歓迎! 歓迎! 熱烈歓迎!」と人の波がゆれます。
「鑼鼓」と「秧歌」を楽しむサークルの女性集団。
前者は銅鑼と太鼓を勇壮に演奏し、
後者は扇やリボンを操って、華麗に踊ります。
どちらも、この地方の伝統芸能です。

日本からの参加者のなかには、この段階で涙ぐむ人も。
それには理由があります。
中国では、反日デモが吹き荒れているという報道に、
ずっと不安に思っていたのだそう。
それと、この歓迎との落差に、揺さぶられちゃったのでしょう。

管理棟の門前で、トウヒの記念植樹をしたあと、
大同市総工会の、柴京雲副主席の総合司会で、
記念式典がはじまりました。
最初にあいさつに立ったのは、大同市総工会の張志偉主席
(大同市人民代表大会の副主任を兼務)
20年間に日本側から3,400万元以上の資金協力を受け、
5,500ha以上、2,000万本以上の植林を実施し、
その範囲は、9つの区と県に及んでいること。
日本から迎えたボランティアは、3,000人以上。
総工会や、共産主義青年団の、中央の幹部、
日本の大使、公使、そして著名人など多数の視察があったこと。
具体的な数字をあげて、詳細に報告しました。

日本側からは、緑の地球ネットワークの前中久行代表が、
冒頭は中国語で、その後は日本語で、あいさつしました。
「20年間、協力を継続して、大きな成果をあげ、成功をおさめたのは、
みなさんの努力のたまものです。
運がよければあと30年は生きて、樹木の成長を見まもりたい」と
ユーモアたっぷりに話して、喝采をあびました。

つづいて、サントリー労働組合の神吉久永委員長、
イオンリテールワーカーズユニオンの本間真人さんの
あいさつがありました。
おふたりの参加によって、
この式典も、いっそう意義深いものになったと思います。
私は、そのあと、たったふた言、
「長いあいだ、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします」と話しました。

共産党大同市委員会の柴樹彬副書記がマイクをとり、
「緑の地球ネットワークの協力が20年間継続し、
各地に森林を再生させ、成果をあげていることに、
大同市政府と人民は深く感謝している」と述べました。

大同市労働コンクール委員会から、
緑色地球網絡大同事務所に、「集体一等功」が贈られ、
賞状と記念の楯が、柴副書記から、武春珍所長に手渡されました。
ほんとに彼女ら、彼らは、よくがんばってきたのです。
私は、自分がほめられるのより、ずっとうれしかった!

式典のあと、労働者文工隊によるアトラクションに移りました。
歌あり、踊りありの、たいへん派手な演出が、
これでもか、これでもかと、長くつづきました。
日本側参加者は、びっくりしたんですね。
みんなプロだと思ったんですよ。
で、「ものすごくたくさんの費用がかかるでしょう?」と、
何人もの人からきかれました。
それくらい達者な芸だったのです。
でも、この人たちは、総工会に属する労働者劇団のメンバーなのです。
この層の厚みが、中国の特徴なのでしょうね。

記念イベントは、無事に終了しました。
日本側参加者からは、たいへん感動した!という感想が口々に語られました。
両国関係が緊張し、一般的にいえば、国民感情も最悪のなかでの開催でしたので、
緑色地球網絡大同事務所はずいぶん慎重に準備をし、
ストレスを感じていたのです。
ほんとによかった!
地元紙『大同日報』が、この記念活動を記事にしました。
posted by koko_tayori at 18:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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