2011年03月25日

554)被災地のみなさんへ

東北地方を中心とする大地震、大津波の惨状をテレビでみて、
ことばを失いました。
私たちが体験した阪神大震災にくらべ、ケタがいくつもちがう、
質がまったくちがう、と思いました。
その一方、阪神大震災の直後からの、テレビその他の解説に接して、
自分たち被災者の体験や思いと、ちがいすぎる、と思って、
いらだっていたことを思い出します。
あの揺れや、家がきしみ、倒れる音を知らない人には、
自分たちの体験や思いは、わかってもらえないのではないか、
そう思っていました。
このたびの被災地の人たちは、数倍も、そう思っておられるでしょう。
なにかを私が書いたとしても、違和感をもたれるにちがいありません。
それでも、お知らせしたいことがあります。


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2011年03月10日

553)家庭菜園の記

 大同の私たちのプロジェクトで、
 JICAの草の根技術協力事業を受託していますが、
 昨年秋、JICA広報室の取材があり、その作品が
 JICAのホームページに掲載されました。
 http://www.jica.go.jp/study/movie/asia.html
 南天門自然植物園の活動が中心です。
 ぜひ、ごらんください。

 最近、家庭菜園の本を買ってきたら、そのなかに、
 「冬の時期は作業を休み、畑も休ませる」とありました。
 ところが、うちの狭い庭には、いまもたくさん植わっています。
 酷使しつづけているんですね。
 たいていの葉ものは、秋冬栽培のほうがおいしいし、
 栽培もラクなので、どうしても、そうなってしまいます。


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2011年03月01日

552)なまえをおぼえる

 春の黄土高原ワーキングツアーの、締切り(3月4日)が迫ってきました。
 期間   4月9日(土)〜15日(金) 6泊7日
 訪問地  中国山西省大同市(北京経由)
 旅行代金 135,000円(関西空港発着、中国国際航空利用)
 *燃油サーチャージ等約9,000円が別途必要です。
 *成田・羽田発着は運賃差額25,000円ほど高くなります。
 *GENの年会費(一般12,000円、学生3,000円)を別にいただきます。
 お問い合わせは、緑の地球ネットワーク事務所まで。

 大同における緑化協力事業が、20年目にはいっています。
 開始したころと、いまとでは、ずいぶん事情が変わってきました。
 協力活動の意義を、現時点で、どんなふうに考えるか、
 議論をはじめています。
 そのなかで、前中久行顧問から、
 「高見さんにとって、緑化は目的なの、手段なの?」ときかれました。
 私の本のなかに、「緑化ならなんとかなるのではないか…」と
 書いていることへの、するどい指摘。


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2011年02月04日

551)天鎮県

 橋本紘二さんの写真集
 『中国黄土高原〜砂漠化する大地と人びと』(東方出版、2001年)を
 久しぶりに開いてみました。
 なつかしいですねえ。
 橋本さんは1995年を皮切りに、毎年数回大同を訪れ、
 2001年に、この写真集をだしました。
 私といっしょに活動したことも多かったし、
 べつべつに活動しても、泊まるところは、たいていいっしょ。
 くるまを降りてくるときの、彼の表情で、気にいる写真が撮れたかどうか、
 見当がついたものです。


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2011年01月14日

550)ゆめ

 このところ、ちょっと遠ざかっていますけど、
 くりかえしみる夢があります。
 軟弱な話でもうしわけないんですけど、あまり愉快でない夢。
 崖っぷちのうえを、私が歩いているんですね。
 ほぼ垂直に切り立った崖で、黄土高原の浸食谷が、夢にまででているよう。
 そして、足を踏みはずしてしまいます。
 崖のふちに、けんめいにしがみつくんですけど、
 力つきて、落ちてしまいます。
 谷底に激突、という寸前に、からだがフワッと浮き上がります。


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2010年12月27日

549)寒かったあ!

 12月9日から大同にいき、17日に帰国しました。
 着いたときは、それほどの寒さではなく、
 北京まで迎えにきてくれた郭保青が
 「大同もおだやかです。
 雪も降りません」といっていました。
 そのあと、だんだん寒くなってきたんですね。


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2010年12月14日

548)山火事がこわい!

 12月9日の夜から、大同にきています。
 この時期はひどく寒く、外での活動はできませんし、
 山も畑も冬枯れですので、することもさしてありません。
 そういう時期に、過ぎた一年を反省し、これからのことを考えることに
 意味があります。

 南天門自然植物園のことが話題になったとき、
 大同事務所の武春珍所長からでたことばは、
 森林が再生しつつあることへの喜びよりも、
 山火事への心配でした。
 火をだしてしまうと、責任者のクビが飛ぶというのです。
 自分のことではなく、もっと上の人のことでしょう。
 こういう立場は、つらいですね。


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2010年11月25日

547)南天門自然植物園のナラ(2)

 中国山西省大同市の農村で緑化協力を開始したのは、
 1992年1月でしたから、まもなく20年目にはいります。
 そのころにくらべると、大同付近の緑は、ずっと濃くなっています。
 ここは北京の水源、風砂の吹き出し口ですから、
 たくさんの国家プロジェクトが集中しており、
 その効果がではじめたのも、原因のひとつ。


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2010年11月18日

546)南天門自然植物園のナラ(1)

 あちこちで、南天門自然植物園の成果を、報告しているんですけど、
 そのなかで、「最初から成算があったんですか?」と、
 よく質問をうけます。
 どう答えたらいいのでしょう?

 あそこのスタートは1999年4月ですが、
 そのころは、みごとに、はげ山でした。
 北向きの日陰斜面に、わずかに灌木のブッシュがあるくらい。
 バラ科シモツケ属と、
 カバノキ科の小さな実のハシバミで、中国名は虎榛子。
 それも、小さく、刈り込まれていました。
 放牧のヒツジやヤギに、かじられつづけていたのです。


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2010年11月02日

545)炭肥の効果(3)

 炭肥施用の効果について、次回は具体的なデータをあげて……
 と書きながら、あいだがあいてしまいました。
 すみません。
 トウモロコシ、ダイズ、アワのそれぞれについて
 かなりの項目を測定してあるのですが、
 テキストデータで、それを表すのが、むずかしいので、
 最低限の項目にしぼります。
 炭肥などは1平方mあたりの施用量です。


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2010年10月15日

544)炭肥の効果(2)

 8月15日の夜、大同に着き、翌日さっそく
 白登苗圃にいきました。
 あそこで、さまざまな実験をはじめましたので、
 その経過がどうなっているか、早くみたかったのです。
 炭肥の実験も、もちろん重要な1つ。
 できることなら、ちがいがはっきりしているところを
 写真とビデオで、撮影したいと、思っていました。


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2010年10月07日

543)炭肥の効果(1)

 JICAの草の根技術協力事業を請け負い、ことしの3月末から、
 「環境保全と農村生活向上のための循環型農林業の追求」という
 プロジェクトをスタートさせました。
 柱になるのが、木炭の利用です。
 小川眞顧問の指導のもと、春から、さまざまな実験にとりくみましたが、
 この9月、予期した以上の効果が、でてきたのです。


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2010年08月30日

542)北京の水源をめぐる(3)

 泥縄ではありますが、阜平県城の小さな書店で、
 河北省の地図を買いました。
 大同の書店でもさがしましたが、なかったのです。
 王快ダムは、きょうの私たちの進行ルートの、すぐそばにあります。
 とにかく、ダム湖のそばにある村なら、どこでもいい。
 湖面のみえるところに、いってみたかったのです。
 この地図でみると、村の所在は書かれていますが、
 そこに至る道の表示はありません。


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2010年08月26日

541)北京の水源をめぐる(2)

 滹沱河にこだわったわけを、書いておきましょう。
 この河を下流でせき止めている崗南ダムを、私は2003年にみています。
 中国共産党が、延安から中央を移し、
 国共内戦の最終局面の指揮をとった西柏坡は、
 この崗南ダムの、水面下にあります。
 共産党中央のあったところに、ダムをつくったんですね。
 いまある旧跡は、移転したものだそう。
 胡錦濤さんが、中国共産党書記、国家主席に就任して、
 最初に訪れた外地が、西柏坡でした。
 その後、崗南ダムは、南水北調の緊急工事によって、
 北京の水源になりました。
 中国の近現代史にとって、重要なところです。
 ところが、基礎的な知識に欠ける私は、
 せっかく崗南ダムにいきながら、ただ横目でみるだけで、
 1枚の写真も残していません。


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2010年08月20日

540)北京の水源をめぐる(1)

 8月15日夜、大同に到着し、翌日は近辺のプロジェクトをみました。
 そして、17日からは、河北省定州市に足を伸ばして、
 苗圃を見学することにしました。
 ここはいくつもの郷が苗木づくりに特化し、
 巨大な基地になっています。


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2010年07月31日

539)電話での会話

 暑いですねえ。
 大阪の弁天町駅から、私たちの事務所まで、歩いて10分。
 クスノキ、ヤマモモ、サザンカ、ナンキンハゼなどが歩道に植えられ、
 グリーンベルトになっています。
 それはいいんですけど、ここが朝からセミの鳴き声の洪水。
 セミといえば、以前はアブラゼミ、ニイニイゼミだったんですけど、
 いまは、クマゼミ。
 けたたましくて、いっそう暑く感じます。

 きのう、7月30日のことです。
 私が席をたっているとき、大同の武春珍さんから、
 「相談がある」といって、電話がかかってきたそう。
 瞬間、ヒヤッとしました。
 このところ、彼女からの「相談」で、いいことのあったためしがない。
 おりかえし、こちらから、電話をしました。
 国際電話をかけられるカードの寄附を、たくさんいただいて、
 こういうときに、助かります。
 本題は、かんたんなことで、ホッとしました。
 気楽になって、きいたんですよ。


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2010年07月23日

538)土のなかの"戦略"

 7月最初の日曜日、宝塚市内の山を歩いていると、
 つれあいが、「えっ、なにこれ〜?」とすっとんきょうな声をあげました。
 ひと目みて、私は、
 「ああ、ツチアケビだよ。
 そんなすがたかたちだけど、ラン科なんだ」とスラスラ。
 実物をみるのは、私もはじめてですが、
 図鑑をながめて覚えたのが、自然にでてきたよう。
 自宅に帰って、たしかめると、たしかにそのとおり。


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2010年07月07日

537)キハダ(黄檗)

 まずは、この夏の黄土高原ワーキングツアーのご案内。
 「黄土高原がもっとも黄土高原らしいのは、春ですよ!」といって、
 私は、春のツアー参加を、おすすめします。
 春のツアーに参加した人には、
 「夏の黄土高原は、またかくべつですよ。
 雨に恵まれた年は、高山植物がほんとにきれいです。
 それから、自分たちが植えた木が、どのように育っているか、
 ぜひ、みてください」といって、夏のツアーを誘います。
 一昨年は北京オリンピック、昨年は新型インフルエンザで、
 中止せざるをえませんでした。
 夏のツアーは、じつに3年ぶりです。
 といっても、今回は8月21日の出発。
 日本では残暑まっさかりですが、大同は、立秋(8月8日)をすぎれば、もう秋。
 とても涼しいですし、高山植物を楽しめる時期。
 期間  2010年8月21日(土)〜8月27日(金)
 訪問地 中国山西省大同市(霊丘県、広霊県、大同県など)
 旅行代金 165,000円(関西空港発着) 成田発着は+16,000円
 利用航空会社 日本航空(JAL) 成田発着は中国国際航空(CA)
 申込み締切 7月16日
 http://homepage3.nifty.com/gentree/event.html

 8月のツアーでも、最初に訪れますが、南天門自然植物園に、
 李向東たちが、かなり年数のたった樹木を運び込んできてから
 5年にもなるでしょうか。
 県政府が建て替わるとき、敷地内の植木をもらってきました。
 大きなものを、乱暴に移したので、最初の2〜3年は調子がわるく、
 枯れていく枝もあったのですが、やっと元気になってきました。


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2010年06月30日

536)入院するの記

 ジマンじゃありませんが、私は、心も体もつよくはありません。
 とくに呼吸器系がよわく、しょっちゅう風邪をひきます。
 なんどか肺炎になりました。
 2005年9月、高熱がつづいたため、近くの病院にいくと、
 肺炎と診断され、即時の入院を求められました。
 ところがその週、あちこちで講演を約束していたため、
 日に2回、点滴に通うことにして、入院をかんべんしてもらいました。


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2010年06月15日

535)采涼山プロジェクトのマツ

 大同−張家口の道路の北側、
 カササギの森の入口にあるのが、采涼山プロジェクトです。
 ボランティアツアーに参加する人たちは、
 かならずカササギの森にいきますので、
 この采涼山プロジェクトをみることになります。
 植えているのは、モンゴリマツ(樟子松)と、アブラマツ(油松)。
 1999年から2004年まで、6年間をかけて、
 地元の聚楽郷と協力して、230haを植えてきました。
 それがよく育ってきました。
 最初のころに植えたものは、3mを超えています。


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