2010年05月31日

534)白い花の季節

 5月24日、上海経由で大同に着きました。
 私が最初に大同にきたのは1992年1月のことで、
 今回は19年めです。
 毎年、4〜5回に分けて、90〜120日は
 大同に滞在しています。
 たいていの季節は、体験しているんですけれども、
 空白がありました。
 それが、いまの季節。
 5月の後半から、6月にかけては、きたことがありません。
 この時期、会員総会の準備や、報告書の作成など、
 日本にあって、忙しいのです。


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2010年05月21日

533)トウヒ(雲杉)

 私たちの協力プロジェクト「白登苗圃」で、トウヒを育てています。
 マツ科トウヒ属で、中国語では松科雲杉属。
 山西省には、青[木千]、白[木千]の2種があるそう。
 白登苗圃には、その両方がまじっています。
 2種類あるのは、私にもわかりますが、
 どちらがどちらかは、なんどきいても、覚えられません。


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2010年05月11日

532)ビニールハウスの怪

 このブログ、たまには実益のあることを、書かないといけません。
 今回は、それをねらいます!

 この20年近く、3月半ばから4月いっぱい、私は日本にいたことがありません。
 自宅の庭で、小さな菜園をやっています。
 なかには、4月のうちに、苗づくりしたいものがあります。
 そのために、何年かまえ、ホームセンターで、「ビニール温室」を買いました。
 といっても、本格的なものではありません。
 細い鉄製パイプを、自分で組み立て、成型されたビニールをかぶせて、完成!
 15分もあれば、簡単に組み立てられます。


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2010年04月27日

531)南天門自然植物園の吹雪!

 日本も寒いのだそうですけど、
 ことしの大同は、まさに異常です。
 春の訪れが、ずっと遅れています。
 大同の市街地は、大同市全体のなかでは、北部に属します。
 春先、まっ先に緑になるのは、ヤナギですが、
 枝先が、すこし緑っぽくなったかな、と思えるくらいで、
 葉を広げるのには、まだ時間がかかりそう。


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2010年04月22日

530)小老樹・再説

 大同市が私たちに提供してくれる代替地は、
 馬鋪山のふもとにある小老樹の林です。
 これまでは長城山林場に属しており、
 地権者は大同市林業局でした。
 今週の金曜日か、来週の月曜日、
 両者の立ち会いのもとに、杭打ちがおこなわれ、
 それ以後は、私たちがつかえることになります。
 決定までに、二転三転したので、ホッとしています。


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2010年04月20日

529)環境林センターとの別れ

 なんども書こうとしながら、文字にすることができませんでした。
 いろんなことが、からまっていて、ことばになりません。
 つい、涙ぐんだりもしています。

 私たちの環境林センターが、4月18日で閉鎖になりました。
 いっしょに活動してきた人たちと、お別れをしたかったんですけど、
 武春珍所長から、止められました。
 突然に職を失うことになったのに、だれひとり、
 不満をいう人はいなかった、といいます。
 そして、最後の一日まで、規律を守って、
 きちんと作業をつづけてくれました。
 「でも、あなたの顔をみたら、気持ちが乱れるでしょう」と、
 彼女はいいます。
 まあ、私がまっ先に、気持ちを乱しそうです。
 ひょっとすると、甘ちゃんの私が、なにか口約束でもして、
 あとで苦労する、と思ったのかもしれません。


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2010年04月02日

528)ラクダ

 3月27日の土曜日、内蒙古自治区まで、足を延ばしました。
 といっても、大同からいちばん近い、烏蘭察布(ウランチャープ)市まで。
 市の中心は、このあいだまで、集寧市と呼んでいたんですけど、
 いまは名が変わり、以前の名は、新しい市の中心の集寧区として残っています。
 前回、集寧を訪れたのは、2002年のいまごろでしたから、8年たっています。


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2010年03月26日

527)低温、強風、沙塵暴

 3月18日から、大同にきています。
 頭の痛い問題が重なっておりまして、
 遠出をすることができません。
 きのう(25日)の昼、緑色地球網絡大同事務所の武春珍所長が、
 「どうも運気が悪いようです。
 やっかいごとが多すぎます」と話しますので、
 「あなたが、やっかいごとがすきだからだよ」と、私がちゃちゃをいれると、
 「やっかいごとのすきなのは、高見さんでしょ」といいます。
 「いや、私はやっかいごとは、大きらいなんだけど、
 やっかいごとが、私をすきなのかもしれない」。
 みんなで笑うんですけど、いい笑いじゃないですね。
 なんとか解決して、つぎのステップアップにつなげたいものです。


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2010年03月18日

526)薄志弱行のなげき

 大同での緑化協力が、19年目にはいっています。
 平坦で、まっすぐな道では、ありませんでした。
 各時期、各時期で、問題が発生しました。
 自然条件の厳しいところですから、しかたがありません。
 貧困から派生する、さまざまな困難もあります。
 いまも、頭の痛い問題に、直面しています。
 外国の民間人には、手のだせない問題もあります。


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2010年02月24日

525)水土流失

 夏から秋にかけてのゲリラ豪雨が、
 ときに人命を奪うことを、前回は書きました。
 そういういわば劇症型の被害のほかに、
 広い範囲で、じんわりとすすむ災害を、この雨はもたらします。
 被害としては、むしろそちらが深刻だともいえます。

 黄土高原は、全体として、植生が貧弱です。
 1時間70mmといった豪雨があると、雨は直接に大地をたたき、
 土を押し流します。


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2010年02月17日

524)ゲリラ豪雨

 私たちの緑化協力地=大同では、秋から春に、雨が少ないのです。
 農業にとって、緑化にとって、それが最大の問題です。
 そのことについては、前回にくわしく書きました。
 そのいっぽう、雨は、降れば降ったで、問題を引き起こします。
 年間降水量の3分の2近くが、6〜8月に集中します。
 植物にとって、この時期は成長期ですので、
 本来なら、ありがたいんですよ。
 昨年は、春の雨はそれなりにあったのに、
 夏から秋にかけての、この時期の雨がなかったため、
 深刻な旱魃になりました。


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2010年02月10日

523)春の雨は油より貴重

 これから数回、黄土高原のかかえる基本的な問題を、
 おさらいさせていただきます。
 大同の、平均の年間降水量は、およそ400mmです。
 ところが、平均の数字は、中国では、なにごとにつけ、
 あまり役にたちません。
 このばあいは、年ごとの変動が大きすぎるからです。
 多い年は、650mmほどになりますが、
 旱魃の年は、200〜250mmほどに落ち込みます。
 昨年も、深刻な旱魃でした。
 西暦の奇数年に、いい年があったためしはありません。


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2010年01月13日

522)大きく変わる大同

 大同に、私が最初にいったのは、1992年1月ですから、
 満18年が過ぎました。
 あのころを思い出し、いまとくらべると、夢のようです。
 あのころの思い出が夢なのか、
 いまみる大同が夢なのか、判然としないくらい。

 1992年9月、事情を知るために、1人で大同を訪れました。
 中国語なんて、まるでだめなのに、通訳もなし。
 大同賓館の多人房(ドミトリー)に、宿をとったんですけど、
 あのまえの通りが、迎賓路です。
 大同市政府、雲崗賓館などが、ならびにあり、
 市内一の目抜き通り。
 そこを早朝、馬車が歩いているんですね。
 くるまも通りますけど、トラックのほうが多くて、
 乗用車は、ほんとに少なかった。
 タクシーは、流しはありません。
 外国人の泊まれるホテルは、2つくらいで、
 その門前に、2〜3台、停まっているだけ。
 ノーメーター。
 相対で交渉するんですけど、どこにいくにも、「20元」
 「高すぎる!」と私がいうと、そっぽをむかれます。


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2010年01月05日

521)大同の寒さ

 昨年の12月7日から13日まで、大同を訪れました。
 月平均気温のいちばん低いのは1月ですが、12月もかなり寒いのです。
 北緯40度と、緯度は北京とほぼ同じですが、
 大同の中心部でも、海抜が1,040mほど。
 それにたいして北京は、天安門のあたりで50m弱。
 海抜の上昇100mにつき、0.6度ほど気温が下がりますから、
 大同の気温は、北京にくらべ、6度ほど低くなるはずです。
 いつもそうとはかぎりませんが。


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2009年12月24日

520)李向東の話(2)

 前回につづいて李向東の話です。
 今回は、私たちと知り合った経緯、植物園づくりのことなどです。


 日本の緑の地球ネットワークと関係をもつようになったのは、
 共産主義青年団の活動を通じてです。
 そのころ、私もまだ若かったので、共青団の活動に参加していました。
 霊丘県の共青団書記に、葛徳軍がいました。
 彼が、緑の地球ネットワークの活動に関係していたんですね。


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2009年12月17日

519)李向東の話(1)

 霊丘県の“南天門”自然植物園のヌシが李向東だ。
 私の目には、とても変わった人物にみえる。
 どういう生い立ちで、このような人間ができたのか、
 興味しんしんだった。
 この12月、大同を訪れたとき、李向東が訪ねてきてくれたので、
 突然のインタビューをはじめた。
 通訳は王萍に頼んだ。


 私が生まれたのは1953年、農暦(旧暦)の12月6日です。
 陽暦の何月何日になるか、私は知りません。
 (注・換算表で調べると1954年1月10日だった)
 生まれたのは、霊丘県下関郷楊庄村です。
 遠田先生、高見さんとナラを探しにいったことがあるでしょ、あの村です。


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2009年11月05日

518)ヒツジ飼いの話を聞く

 黄土高原や太行山の植生が貧しくなっている原因の1つに、
 ヒツジやヤギの放牧があります。
 とくに春先、草の芽がでるかでないかのときから、かじりますので、
 草もだんだんと貧弱になるんですね。
 もうちょっと待って、草がちゃんと伸びてから食べるのなら、
 問題も少ないはずです。
 あるていど、森林がそだって、
 林間放牧ができるようになればいいんですけどね。
 これも悪循環のひとつでしょう。


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2009年10月22日

517)木炭を活かしてつかう(3)

 木炭ではないんですけど、こういう経験があります。
 1997年夏だったと思います。
 渾源県照壁村で、アンズを植えるときのこと。
 立花吉茂代表が、そのとき参加していました。
 粒子の小さな黄土に、苗を植えるとき、土をかけ、
 水をやってから、足で踏み固めたりしたら、
 日干しレンガに苗を植えるようなもので、
 根が窒息して、枯れてしまう、ということです。
 その逆に、砂などをいれて、通気性を改善するのがいい、
 というのが立花さんの意見でした。


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2009年10月07日

516)木炭を活かしてつかう(2)

 植物を育てるうえでの、木炭の効用は自分で体験しましたが、
 大同では、そもそも材料がありません。
 山に木がないんですから。
 あきらめていました。


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2009年09月30日

515)花眼

 木炭の話はつづきますけど、それはちょっと待ってください。
 前号の514号と、そのまえの513号とのあいだが、およそ1か月あきました。
 このメルマガをはじめて、10年半ですけど、なかったことです。
 親しい友人からは、「届かないけど、アドレス帳を整理したの?」といわれました。
 いろいろ理由がないわけじゃないけど、
 ようするに、書けなかった、ということです。


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