2009年09月25日

514)木炭を活かしてつかう

 前後の関係からして、1996年の春か夏のことだと思います。
 写真撮影のために、大同に通っていたカメラマンの橋本紘二さんが、
 農村から帰ってきて、私にいいました。
 「炭があったよ、あれはつかえるよ!」
 「えっ、炭? 石炭じゃないの?」
 「いや、そうじゃない。
 木炭だよ。
 炭焼きの窯が、ズラーッとならんでた」。
 そんなこといわれたって、木のないところで、
 どうして木炭を焼けるのよ?


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2009年08月27日

513)トネリコ物語

 大同で緑化をすすめるうえでの問題点のひとつは、
 ここの気候と土壌に適応する樹種が、とても少ないことです。
 なにせ、冬は零下30度、夏は35度以上、そして雨が少ない、
 といったふうに、植物にとって過酷な環境です。
 1種類でも増やすことを、こころがけてきました。


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2009年08月18日

512)シラカンバの林

 ことし7月の中国滞在中に、河北省と山西省との省境付近、
 太行山のなかを見て回りました。
 同じようなルートを、何回も通っていますけど、
 以前にくらべ、緑が濃くなっているのが、強い印象です。
 だいたいにおいて、河北省がわ、つまり太行山の東側は、
 以前から、緑が濃いんですね。
 1つには、降水量が多いためでしょう。
 雨をもたらす雲は、海洋起源のものが多いようです。
 河北省がわで雨を降らせると、それで終わることが多い。
 山脈を越えて、山西省にくるのは、そのお余りで、ずっと少ない。


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2009年08月04日

511)アンズはなんとか無事でした!

 ことし4月末に、日本に帰国してからも、
 インターネットで、大同の天気予報を、ずっとみていました。
 日本のサイトでも、中国のサイトでも、
 2週間くらい先まで、みることができます。
 気になっていたのは、最低気温。

 昨年は、5月も中旬になってから、−7度にもなる日があって、
 渾源県呉城村のアンズは、壊滅的な打撃を受けました。
 4月20日前後に、開花・受粉したあと、最低気温が、
 −4度になると、凍って、実が落ちてしまいます。
 −2度までなら、影響は大きくないそう。
 その時期の、気候の問題点は、日較差が大きいことです。
 4月中旬以降、最高気温は20度以上になり、25度を超えることもあります。
 アンズは開花します。
 そして、最低気温は、0度近くまで下がる。
 呉城村は、大同市内よりは、海抜がかなり高いのです
 市内が0度でも、あそこの気温はもっと下がります。


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2009年07月27日

510)南天門植物園のナラ

 霊丘上寨鎮の“南天門”自然植物園で、植生が急速に回復しています。
 海抜1,100m以上のところが、とくにいいのですが、そこの主役はナラ。
 これまでは、リョウトウナラ(遼東櫟 Quercus liaotungensis)だと、思っていました。
 ところが、昨年9月の植生調査の過程で、
 モンゴリナラ(蒙櫟 Q. mongolica)がみつかったのです。
 あれは、ふしぎなものですね。
 なにかの植物をさがしているとき、最初はなかなかみつからなくても、
 1本みつかると、つぎつぎにみつかるものです。
 このときも、そうでした。
 まんぜんとさがすのと、存在を確信してさがすのとの、ちがいでしょうか。


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2009年07月22日

509)ひどい旱魃です

 7月16日、上海経由で、大同に無事に着きました。
 上海空港では、ちょっと緊張しました。
 前号で書いたように、着陸時に、機内で検疫があり、
 体温が37度(あるいは37.5度)以上あると、
 周囲の人を含めて、隔離される、ときいていたからです。
 私は平熱が、36.7〜36.9度あり、すれすれ。
 着陸し、地上滑走をやめてから、機内アナウンスがありました。
 「検疫のため、係官が機内で体温測定をするので、
 このまま待機します」とのこと。
 しばらく待ってから、「検疫の方法が変更になり、
 機内での測定はなくなりました」と訂正のアナウンス。
 私もセーフです。


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2009年07月14日

508)悪い予感があたりまして……

 2009年度を迎えるにあたって、
 なんとなく、よくない予感があったんですね。
 6月の会員総会にむけての「事業計画」のなかに、
 「そして鳥インフルエンザや新型インフルエンザの流行の不安も広がっています。
 私たちの運営にも直接に大きな影響を与えるでしょう……
 そうした問題を予測した計画が必要です」などと、書いたのも、
 その予感のなせるわざです。


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2009年06月23日

507)ユウレイバナ

 年齢のせいでしょうか?
 園芸種の花ではなく、野草がすきになります。
 なかでもお気に入りが、ヤマオダマキ。
 クリーム色の、すてきな花です。
 数日前から、わが家の庭で、咲きはじめました。
 http://blog.goo.ne.jp/takamik316/e/c648e1cc66962f8973d64b4371294b98
 最初は、信州の山のなかから、ちょっとだけ種をいただいてきました。
 その後は、自宅の種で、苗を育てて、絶やさないようにしています。
 10年近くになります。


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2009年06月10日

506)「南天門」自然植物園へのお誘い

 ことしの春、霊丘自然植物園を
 ボランティアツアーが訪れたときのことです。
 責任者の李向東が、突然、宣言しました。
 「今後、ここは南天門自然植物園と称します」と。
 南天門というのは、由緒のある名のようです。
 私にすぐ思い浮かぶのは、中国五岳の筆頭、
 東岳泰山の山頂にある南天門です。
 それ以外にも、名山といわれるほどの山には、
 「南天門」と呼ばれるところがあるようですね。
 霊丘自然植物園の、いちばん高いところも、南天門と呼ばれます。
 私たちが、勝手に、そう呼んでいるのではないんですよ。
 大同市の地図でも、ひときわ大きな活字で
 「南天門 1316.8m」と記載されています。
 たしかに、この名称をつかわない手はないでしょう。


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2009年06月01日

505)3度めの認定が決まる

 心待ちにしていた通知が、配達証明郵便で、先週金曜日に届きました。
 国税庁からのもので、3度目の認定が決まった、というもの。
 今回から、有効期間は5年間で、
 2009年6月1日から、2014年5月31日までです。


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2009年05月26日

504)アンズは無事!

 4月の大同滞在中も、大阪に帰ってからも、
 私は毎朝のように、インターネットで、大同の天気予報を
 みていました。
 祈るような気持ちです。
 日本のサイトでも、10日先まで、予報をみることができるのに、
 過ぎ去った日のデータは、みつかりません。
 ご存じのかたは教えてください。


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2009年05月19日

503)事務局スタッフを募集します!

 事務局で4年半、いっしょに活動してきた会田伸子さんが結婚し、
 パートナーの転勤にともなって、事務局を離れることになりました。
 ほかの理由だったら、なんとしても引き止めますが、
 こればかりはどうにもなりません。
 でも、まあ、活動の実態を、深く理解している人が、
 事務局の外にいるのも、大きな力になると思います。
 それも含めて、今後の活動にとって、プラスに転じるよう
 新たなスタッフを募集いたします。
 具体的な内容は、私たちのウエブページをごらんください。
 http://homepage3.nifty.com/gentree/temp.html


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2009年05月11日

502)コー〇ンの苗

 昨年11月に放映された、
 「よみがえれ!緑の大地
 〜中国・黄土植林プロジェクト17年目の挑戦」の再々放送があります。
 5月16日(土)19:00〜20:55、BS朝日です。
 http://www.bs-asahi.co.jp/daichi/
 ごらんになったかたから、いろいろとご支援をいただきました。
 ありがとうございます。

 ゴールデンウィークの前後は、家庭菜園にとって、忙しい時期です。
 まずは、種蒔きをしないといけない。
 私は、種を蒔いて、芽が出るのをみるのが、すきです。
 そのために、野菜をつくっている、といっていいくらい。
 ですから、たいていのものは、自分で苗を育てます。
 5月はじめに蒔いた、オクラや、モロヘイヤが、芽生えてきました。
 オクラは去年、発芽があまりよくなかったのです。
 ことしは、モルタルのうえにこすりつけて、傷をつけ、
 1晩吸水させてから蒔くと、きれいに発芽がそろいました。
 キュウリと、インゲンマメは、ルスのあいだに、
 種を蒔いてもらいました。


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2009年04月23日

501)10年間の変化をカメラで追う

 霊丘自然植物園の起工式は、1999年4月でした。
 ですから、ちょうど10年。
 ここの変化は、ほんとにダイナミックです。
 なんてことを、口でいっても、はじまりません。
 なにか、かたちであらわす必要があります。


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2009年04月16日

500)こころから感謝いたします。

 黄土高原だよりが、500号になりました。
 第1号は、1999年4月26日の「水が涸れる」でした。
 ですから、10周年でもあります。
 年に50号ですから、平均すれば、週刊。
 500号の総文字数は、121万字にもなります。
 400字詰め原稿用紙に換算すると、なんと、3025枚。
 つい、フラフラーッと、はじめたんですよ。
 こんなにつづくとは、思いもしませんでした。
 感想や返事をくださるかたがあったり、
 たくさん転送してくださるかたがあったりしました。
 みなさんのおかげです。


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2009年04月10日

499)環境林センターに道路

 私たちが大同にきてから、3週間がすぎました。
 そのずっと前から雨はなかったのです。
 それが、きょうは朝から雨で、天気予報では、午後も雨。
 うれしいはずですが、事情はもっと複雑です。
 雨が降ると、苗畑にはいれません。
 そのぶん、作業が遅れます。
 武春珍所長は、天を見上げながら、
 「だんだん雨が、大きくなってきた」と、困ったような顔をしています。


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2009年04月06日

498)続・清明節

 4月3日は、大同県・陽高県・新栄区と、回ってきました。
 それぞれに、見たいところがあります。
 遠田、前中の両顧問といっしょです。
 見たくないものを、新栄区で、みてしまいました。
 国道208号線を、大同に向かって、南下してくると、
 道路の西側のマツが、黒こげになっています。
 写真を撮ろうと考えて、くるまを停めてもらい、
 窓をあけると、プーンと、炭の焼けるような臭い。
 火も煙も残っていませんが、消火して、すぐのようです。
 すぐそばの道路わきで、数人の男が、話し込んでいました。
 手には竹ぼうき。


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2009年04月02日

497)清明節

 二十四節気のひとつに、清明節があります。
 ことしは、4月4日のよう。
 中国では、この日に、先祖のお墓参りをいたします。
 そして、昨年から、3日間の連休になりました。
 林業や、緑化の関係者は、とても緊張しています。
 なぜかというと、中国の農村では、お墓参りに、火をつかうからです。


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2009年03月26日

496)中国は中国だあ!(2)

 手荷物を、ぜんぶ持って、飛行機を降りました。
 バスに乗って、もとの搭乗口C57まで戻ります。
 地上の係員が、名前を読み上げては、先ほどの、
 搭乗券の半分を、返していきます。
 そして、「12時の出発になるので、
 この場所に、12時に集まってください」といいました。
 大同の近くで、演武(軍の演習)があり、
 飛行禁止の連絡を、直前に受けた、というのです。
 以前の中国だったら、誰もが、すなおに、それにしたがったでしょう。


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2009年03月23日

495)中国は中国だあ!(1)

 3月20日、北京から大同に、飛行機で、移動することにしていました。
 朝8時20分の出発です。
 遠田宏さんと2人で、空港近くのホテルに、泊まりました。
 ホテルのフロントでは、出発の2時間まえには、空港につくよう
 アドバイスされましたが、
 国内線ですから、そこまでは必要ないでしょう。
 マイクロバスの送迎があります。
 6時30分発を予約しました。


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